活動成果

多言語学修環境整備に向けた主に留学生を対象とした学生アンケートについて

先端教学推進機構 学修環境高度化部門では、日本人学生と留学生が混在して教室で学ぶことのできる多言語学修環境におけるIT面での支援拡充に向けて、本学の留学生が言語面で必要としている支援に関する声を集めるため、オンラインアンケートを実施しました。

対象は大学院と学群に在籍している留学生(短期・交換留学生、研究生を含む)、および本学マレーシア校の学生としました。アンケートは令和7年11月10日(月)~11月30日(日)の期間、オンラインのフォームを使って行い、259名からの回答を得ました。
アンケートの結果を受けて、特に要望の多かった日本語で提供されている授業をより多くの学生が受講できるよう、「多言語学修学生にやさしい授業実施ガイド」を公開しました。

アンケート概要

授業における提示資料や教材の実時間翻訳サービスや、各種手続きに関する資料や様式の翻訳ツールの整備等に向け、留学生が必要としている言語面での支援を把握するとともに、留学生が現在言語の問題を解決するために用いているツールやサービスについて情報収集を行いました。

対 象 者 本学学群及び大学院に在籍している本科・短期の留学生、マレーシア分校学生
方  法 MS365のフォームを用いたオンライン形式
実施期間 令和7年11月10日(月)~11月30日(日)  回答者:259名

結果概要

  • 回答は広い教育組織から。特に研究生や短期留学生(特別聴講学生)から多くの回答
  • 学習に際して用いている言語の上位は英語(67.2%)、日本語(29.7%)、中国語(11.6%)
  • 日本語で提供されている授業の授業資料や講師の話し言葉などの翻訳の要望が多い
  • 多言語学修を支援するスタッフの拡充、機械翻訳サービスの提供、多言語学修環境の情報を共有するポータルウェブページなど拡充要望がいずれも高い
  • 多言語学修の場で(特に日本語で提供される授業を英語または母国語で理解するために)使用されている翻訳ツールはGoogle Translate, DeepL, ChatGPT他のAIサービスなど多岐に渡る。
  • 自由記述より主な要望
    ・英語で提供される授業を増やしてほしい
    ・日本語で行う授業では資料を機械翻訳できる形式で配布してほしい
    ・各種連絡は日本語と英語で等しく行ってほしい
    ・機械翻訳サービスは使えるとありがたい
    ・日本人学生と交流する機会がもっと欲しい、など

IT面における多言語学修環境支援の方向性

資料の事前翻訳、講義ビデオの翻訳キャプション提供、講師の話し言葉の実時間翻訳などにより、多くの留学生が日本語で提供される授業に参加できる環境の整備およびノウハウの共有